歯科用覆髄材料
エンドセム MTA

Merit1:硬化が速い

わずか約3分で初期硬化が完了。
硬化時間 3分15秒 (±10%) 試験方法:ISO 6876:2001

Merit2:充填後の崩壊(溶出)が少ない

硬化時間が短く、かつ重度の炎症下においてもシャープに硬化するため、耐崩壊性に優れています。

【炎症下における硬化性能検証試験】
5mm x 2mmのテフロン容器に、MTAマテリアルを充填後、直ちにFBS(ウシ胎児血清)中に浸漬し、24時間後に取り出して洗浄後FBS接触部をSEM像にて観察した。「エンドセムMTA」は、テフロンチューブ接合部およびFBS接触部にギャップや崩壊は認められなかったが、一方で製品Aは、硬化のプロセスで崩壊、製品Bにおいては、テフロンチューブ接合部に顕著なギャップが確認された。

Merit3:細胞との親和性(高い生体適合性)(1)

【ヒト骨芽細胞様細胞の形態学的観察】
MTAマテリアル試験片上でヒト骨芽細胞様細胞(MG63)を培養(37℃/72時間)し、SEM像(x1000)にて細胞の成長状態を観察した。

「エンドセムMTA」および製品Aは、多くのヒト骨芽細胞様細胞の伸長が認められ、優れた生体親和性が示唆された。対照的に製品Bでは、いくつかの円形状の細胞が確認され、細胞の死滅が確認された。

Merit3:細胞との親和性(高い生体適合性)(2)

【歯髄細胞の形態学的観察】
MTAマテリアル試験片上で、抜歯された第3大臼歯のヒト歯髄組織を培養(37℃/72時間)し、SEM像(x1000)にて細胞の成長状態を観察した。

「エンドセムMTA」、製品Aの表面には、平坦なヒト歯髄細胞が成長し、密着していることが確認された。

Merit4:充填後に変色(黒く着色)しにくい

エンドセム MTAは、充填後の変色および歯質への色素沈着が少なく、審美性にも優れています。

【充填部の歯質変色に関する影響】
う蝕やクラック、修復、石灰化、内外部吸収が確認されない抜去歯牙を通法によりガッタパーチャ材料にて根管充填をし、3mmの厚さで各MTAマテリアルを用いて覆髄、レジン充填後、歯牙の変色状態を経時的に観察した。

「エンドセムMTA」は充填部位(歯頸部)に変色は生じていないが、製品Aでは同部分に黒い色素沈着が確認された。

MTA充填部のマイクロスコープによる拡大像  G:ガッタパーチャ M:MTAマテリアル D:象牙質

少量包装

粉末は取り出しやすいマイクロチューブに少量包装(0.3g)。 アルミニウムパック包装により防湿され、フレッシュな粉末を無駄なく採取できます。

包装・価格

【単品】 エンドセムMTA(0.3入) 標準価格 2,800円(税別)
【お得な5個入】 エンドセムMTA バリューパック(0.3g×5) 標準価格 11,000円(税別)

認証番号

管理医療機器 歯科材料(5)歯科用接着充填材料 歯科用覆髄材料(38770000) 認証番号:226AKBZX00039000号