OPC 3Gシステムにおける色調再現法

 OPC 3G システムの色調再現法については大きく分けて2種類あると考えています。(図1、図2)

1-0313.jpgのサムネール画像

図1

 

2-0313.jpgのサムネール画像

図2

第1番目は、基本築盛に示しているように、コアステインしたコア材にオペーシャスとオペーシャスモディファイヤーの配合比をコントロールすることで基本色の色相、彩度のコントロールを行い天然歯の色調をコントロールする方法です。この方法は支台歯の色調に問題が無く、明度の高い色調の歯牙を製作する場合に適しています。(図3)

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図3

 第2番目の方法としては、コアステインしたコア材を基本色調のオペーシャスモディファイヤー単独、もしくはモディファイヤーのピンク、バイオレットなどで色相変換したもので、一層コア材をマスキングしてしまい、支台歯の影響を全く受けない状態にした後、前述の方法でオペーシャスを築盛していく方法です。

この方法は内側に濃い色調でマスキングしているため、メタルボンドの発色に近いものであると考えています。支台歯がメタルコアや変色はの場合で下地の影響を抑えたい場合(再現するシェードによっては不可能な場合もありますが)、シェードガイドには存在しないような暗い色調の再現、隣接するメタルボンドと色調を合わせる必要がある場合などに応用しています。(図4)

4-0313.jpgのサムネール画像
図4

 

以下に臨床での症例をご紹介いたします(都合によりシェードテイキングならびに術後の口腔内写真は掲載できませんことご容赦ください)。

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(図5)コアステイン処理後、オペーシャス モディファイヤー(クロマA)にモディファイヤー(ピンク)を5%加えたものでマスキング処理。色の強さは陶材の厚みでコントロールする。

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(図6)オペーシャスの築盛及び焼成

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(図7)ボディ及びインサイザル(クリア)の築盛及び焼成

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(図8)エナメル部の築盛及び焼成

9-0313.jpg

(図9)歯肉の位置は犬歯にあわせた。

10-0313.jpg

(図10)完成

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