OPC 3Gシステムの色調について

 ラジカルスペースの川端です。今回はOPC 3Gシステムの色調についてご紹介いたします。

 ポーセレンの色調は、各社それぞれに特徴をもっていることは、セラミストであれば周知のことです。ましてPMFとオールセラミックスでは、その構造的な違いからも両者の色調を合わせることは難しいことと思います。

Combination-Vintage_3g.jpg

 上の写真は、右側中切歯がVintage Halo(松風)を用いて製作したPMFで、その他の補綴物はOPC 3Gシステムによるオールセラミックスクラウンです。シェード指定は、ノリタケ社のシェードガイドA3.5(写真右側)で、特に大きな違和感もなく自然な感じに仕上がっています。

 このような症例の場合、PMFとオールセラミックスのどちらを先に製作するかという選択をしなければなりませんが、私の場合、オールセラミックスにPMFの色調を合わせるのは困難であると考え、まずPMFを製作してからそれに合わせる形でオールセラミックスを製作しています。

 両者の色調を調和させるポイントとしては、OPC 3GポーセレンはVintage Haloに比べ赤みが少ないため、ボディーポーセレンにモディファイヤー(ピンク)を通常よりもやや多めに配合することと、オペーシャス(サービカル)部の不透明感を表現するためにクロマを多めに配合し、オペークのような効果を表現することです。

※OPC 3G ビルドアップテクニック(基本築盛図)及び各シェードレンジチャートは、ブログ記事「OPC 3Gビルドアップテクニックのご紹介」をご覧ください。

 

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